ベビーマッサージ教室kaokao/静岡市

今日お勧めする絵本は

先日買ったこちら



『いいこってどんなこ？』　冨山房　ジーン・モデシット　文　ロビン・スポワート絵　
　
もき　かずこ　訳


うさぎのバニーがお母さんに「いいこってどんなこ？」と

一生懸命にきく絵本。


私は、子どもと接する時に

子どものすべてを受容することを大切にしています。


子どものそのままをまるごと受け止める。

とても大切なことだと思っています。



「おこりんぼはいいこじゃないよね。　　
　
　ぷんぷん　おこっているぼくなんか　
　
　おかあさんきらいでしょ？」


というバニーの質問にお母さんうさぎが


「とんでもない。

　ぷんぷんおこっているときも

　にこにこわらっているときも

　おかあさんはバニーが大好きよ」


と答えるところを読んだとき

娘が「かおりたちのママと一緒だね」と言いました。



色々、理想や思いはあっても思い通りに出来ないのが子育て

私も、時々「今の態度悪かったなぁ・・・」

「もっと、こういう風に言ってあげればよかった・・・」

そんな風に後悔することがあります。


私、ダメだなぁと自己嫌悪になることも。


それでも、私がありのままの全てを

愛していること、受け止め大切に思っていることを

どんな悪いことをしても、叱ることがあっても

子どもたちのことをまるごと受け止めていることが

ちゃんと伝わってわかってくれているのだと思い

娘の言葉がとてもうれしかったです。



成長するにつれて親や先生の気持ちを先に

読み取りいい子を演じたり、親が喜びそうなことを

一生懸命する、その事ばかりに心を奪われている

子どもの姿はとても切ないものです。



親に限らず

バニーの様に一人でもそのままの自分を受容してくれる

人がそばにいる子はそんなことはしないと思います。



ありのままの全てを受容され認められることが

その子の自信と安心感につながり、

最近よく言われる「生きる力」「自己肯定感」が

育つのだと思います。


この絵本は、短い絵本ですが

大人にも、子どもにもとてもいい絵本です。


こころがほんわか温まります♪